アトピー性皮膚炎4(じゃあどうしたらいいのさ)
(目安:1分)
藤木です。
昨日の話を続けます。
ステロイドは副作用が強く、しかも一時的な対症療法だから使わない方がいい、とは分かっていても簡単にはいきません。
何もしなければ
皮膚の炎症が続き、かゆみも長く持続してしまいます。
かゆみに耐えられず引っかいてしまうことにより炎症が悪化して、
バリア機能がさらに低下してしまう。
ではひっかいてだめであれば
かゆみを感じないように
冷やせばいいのか?叩けばいいのか、、、?
でも患部は狭い一か所ではありません。
全身に渡って炎症が広がっている方が多いでしょうし
皮膚の弱い方には冷やすのも叩くのも酷な話かもしれません。
ステロイドは使用しない方がいい、
対症療法は一時的だ、根本治療ではない。
ということを言えたとしても
疾患をもつ方の気持ちになれば、
「じゃあ、どうしたらいいのさ」
となります。
かゆみで寝られないこともあるでしょうし、
ストレスも溜まるでしょうし、
キレイでいたい、かっこよくいたい、という思いとのギャップで
コンプレックスを抱えたり、
思いは様々ではないでしょうか。
使わなければ耐えられない気持ちと状況も理解できなければいけないと思います。
その方の生き方が良くなるためには
アトピー性皮膚炎がかなり大きな枷となっています。
それを取り除くことができれば
その方の生き方はかなり良い方向へ向かうのではないでしょうか。
アトピー性皮膚炎は適切な治療により症状がコントロールされた状態に維持されると、自然寛解も期待される疾患である。
とも書いてあります。
今回のアトピー性皮膚炎の記事を読まれて
やはり過去同じ経験をしていながら良くなった事例を教えてくださる方もいらっしゃいます。
私もアプローチ方法は同じで
良くなる方法を一緒に考えていくことができますので、
明日は教えて頂いた改善方法の一例を
紹介していきたいと思います。
今日もありがとうございました。
藤木
今日のおまけ
夕方、きれいな夕焼けとともに富士山が見えました。
寒かったから空気も澄んでてきれいでしたね。