気管支喘息4(アトピー型 非アトピー型)
(目安:1分)
藤木です。
本日は気管支喘息の原因にアトピー型と非アトピー型がある、ということについて続けます。
原因は様々なのですが、
二つの種類に分類されています。
アトピー性皮膚炎のときと同様、「 IgE 」の関与する①アトピー型喘息と、
その関与がない②非アトピー型喘息です。
アトピー型
原因:ハウスダスト、ダニ、動物の皮屑、カビ、花粉など
発症年齢: 小児~思春期が多い
症状: 発作型が多い
憎悪する季節: 季節型(春,秋)が多い
特異的IgE抗体皮膚テスト: 陽性
他のアレルギー疾患 家族歴: あり、またはなし
鼻茸,アスピリン喘息 : 関連少ない
非アトピー型
原因:ウイルス感染、大気汚染、喫煙、薬剤、運動、天候、情動、アルコールなど
発症年齢: 成人後が多い
症状: 慢性型,重症が多い
憎悪する季節 :通年型が多い(一部で冬季)
特異的IgE抗体 皮膚テスト: 陰性
他のアレルギー疾患 家族歴: なし
鼻茸,アスピリン喘息 :関連することあり
こう比較して見ると同じように見えて別物なのですね。
子供のときにはアトピー型のアレルゲンで起きる喘息が多くて
発作がおきやすい。
春秋など季節型で、いわゆる花粉症の季節。
成人になると、ウイルス、大気汚染、喫煙、などが原因で、
しかも慢性的に通年型が多くて、重症となる方が多いと。
アレルゲンが何か絞り込めれば(もしくは特定できたら)、
普段気を付けるべきものがわかりますから
対策は立てやすいのかな、とも感じました。
発症時期が子供か成人かで型が区別されやすいのも特徴的です。
小児喘息とか、成人気管支喘息とか名前がありますが、
あと、ふと疑問が。
子供の時アトピー型だった方が成人になったら
非アトピー型にスライドするんですかね、、?
それともずっとアトピー型?
掘り下げるといろいろ出てきますね。
また続けます。
ありがとうございました。
藤木
今日のおまけ
仲の良い友人数名とブランディング研究会と銘打って
よく会っています。
皆さんのブランディングを一緒に考えつつ、
私も相手の印象に残るようなブランディングをしたいなと考えています。
「健康になってパフォーマンスを上げよう!」という
キャッチコピーがあるのですが、
韻を踏んでエッジの利いたキャッチコピーをもうひとつ考えたいですね。
日々研鑽です。
焼き鳥と漬物が美味しかったです。