「進歩している医療」もまだボクらの期待通りではない。
昨日お話しした方との会話から心に残り、
気づいたことがありました。
『「医療は進歩している」とか「現代医療により人間の寿命は延びた」とはいうけど、
まだ僕らが望む期待には応えられていないよね』
ということ。
どういうことかというと、
上記の言葉だけ聞けば、
健康体でイキイキと生きれる時間が延びたと
連想するかもしれないけど、
(誰もが、そう期待したいところだけど)
でも"延びた寿命の実態"はそうじゃなくて。
病気のまま命を延ばす"延命"であったり
慢性的に疾患を抱えたままの人たちがたくさんいる。
大げさかもしれないけどほぼほぼ役目を終えたようなカラダを
無理やりに、やっとのところで生かしている
というのが現代医療で。
もちろん、延命できるようになったことは
ありがたいことだとは考えている。
生きていれば良くなるチャンスはたしかにゼロにはならないから。
でも、回復の兆しが見えにくく、
(できるだけ長く)病気とうまく付き合っていきましょう
という考えで終わっているように感じている。
それを考えると、医療の進歩と言っても
『そっか、健康寿命を意識して延ばしているわけではないのか』ということに気づいた。
そう、
僕らの望みは病気で苦しむ時間を延ばすことではなく、
これからの「健康寿命」を延ばすことのはずだ。