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多価不飽和脂肪酸2(リノール酸の摂取過多についてのリスク)

(目安:1分)

藤木です。

多価不飽和脂肪酸のω-6のリノール酸について書いています。

続けます。 

 

リノール酸は植物油に多く含まれているそうですが、特にベニバナ油(サフラワー油)やコーン油(52%-58%)、大豆油(52%-58%)に多いようです。

 これらは

私たちの食生活の環境においては、食用油としてかなり多く使われている状況ですね。

 

日本国内の植物油消費量については、

「菜種油」1,075,000tがトップ

「パーム油」708,000t

「大豆油」480,000t

 (2017年度)

 

(上記参照) 

植物油の道|一般社団法人 日本植物油協会

表27 日本の油種別植物油総供給量の推移

 

 

 

トップの菜種油の脂肪酸組成は、

 、オレイン酸が約60%と最も多く、以下リノール酸21%–32%、α-リノレン酸9%–15%、パルミチン酸約5%、ステアリン酸約2%であり、エルカ酸が1%未満

 

このようになっており、菜種油もリノール酸が多く含まれています。

 消費量の多い油にリノール酸が多く含まれていれば摂取する機会も増えます。

 

 

リノール酸を摂りすぎるとどうなるのか。

 

(抜粋)

 「食の欧米化で、現代の日本人はリノール酸を過剰に摂取しやすい環境にある。たとえば、フライドチキンなら揚げる油にも鶏肉にもリノール酸が含まれます。リノール酸は、体内でアラキドン酸という脂肪酸を生成してアレルギーを誘発しやすくするため、花粉症やアトピーといった症状を引き起こす可能性が指摘されているのです」

 

www.msn.com

 

 

 

 他にもこのような記事も。

 

「現代人の多くは食生活の欧米化でオメガ6系を過剰摂取している。できればオメガ6系を2に対し、3系は1の割合を勧めたい」と守口教授。オメガ6系のリノール酸は、菓子、パン、マヨネーズ、カップ麺、総菜など加工食品やファストフードに含まれる。こうした「見えない油」が、知らず知らずのうちに摂取過多を招く。

リノール酸は必須脂肪酸だが「取りすぎると免疫細胞が働きにくくなる。その結果、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー性炎症疾患を引き起こす」(守口教授)。動脈硬化や心臓の病気などを誘発する可能性もあるという。

 

style.nikkei.com

 

 

このように、リノール酸の摂取過多により花粉症・アトピーなどアレルギー症状を引き起こすとのことです。

近年、花粉症・アトピー性皮膚炎の疾患者が蔓延している状況ではありますが、

もしかしたら植物油が多く使われているこういうところに原因があるのかもしれません。

 

今日もありがとう ございました。

藤木

 

今日のおまけ

ぶりの照り焼き。&ナポリタンをつくりました。

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ぶりは醤油と酒で味付け。みりんはなかったので。

ネギと生姜も添えて。

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ナポリタンもオーソドックスなものでした。

美味しかったです。