コレステロールを食べものから摂る、ということ2(26歳の血液検査結果エピソード)
(目安:1分)
藤木です。
昨日のエピソードを続けます。
皆さんも卵は1日1個までにしないとコレステロール値が上がる、なんて
こと聞いたことはありませんか。
私も聞いたことがありますが、それほど気にしておらず
卵2個をTKGで毎朝食べ続けてきました。
そして1年後の12月に血液検査を受けたところ。
その結果で総コレステロール値、HDLコレステロール値が「異常値」
との結果が返ってきたのです。
(昔からこっちは高かったのです)
ストレスはあったと言っても
健康に関して気になるような症状などまったくありませんでしたので
青天の霹靂というような衝撃を受けました。
「異常値」と書かれて怯えましたね。笑
しかし昨日までのブログからもわかるように
HDLコレステロール値が高いことによる総コレステロール高値については
異常はないのですから気になる症状などあろうはずもありません。
とはいえ、
「毎日卵2個食べ続けていたからだぁ~」
という結論に行きつくのはすぐでしたので、
それから卵1個生活が始まりました(笑)
※しかし、その後に受けた血液検査では
たいして下がっていませんでした。(後日その結果に触れます)
エピソードが長くなりましたが、
何が言いたかったかといいますと。
実は
コレステロールを多く含む食品を食べても、血中コレステロール値には影響がないとされています。
(以下資料から抜粋)
コレステロールは、体内で合成できる脂質です。
体重50kgの人で1日600~650mgが主に肝臓で作られています※1。
食事で摂取されるコレステロールは、男性の中央値が297mg、女性が263mg(30~49歳、1日あたり)で※2、その40~60%が吸収されますが、体内で作られるコレステロールの3分の1から7分の1を占めるに過ぎません※1。つまり、食事から摂取されるコレステロールが20~30%なのに対して、体内で合成されるコレステロールは70~80%になるのです。
そして重要なのは、コレステロールを食事から多く摂取すると肝臓でのコレステロール合成は減少し、逆に食事から摂取する量が少ないとコレステロール合成が増加するという点です。これは、体のすみずみまでコレステロールが一定に補給されるように、フィードバック機構が働くためです。つまり、食事によるコレステロール摂取量が、そのまま血中総コレステロール値に反映されるわけではないのです※1。
※1「日本人の食事摂取基準(2015年版)」(厚生労働省)
※2 平成22年、23年国民健康・栄養調査(厚生労働省)
参照先
(ここまで)
つまり卵は一日一個まで、というのは体内のコレステロールに
関係がないということですね。
明日に続けます。
ありがとうございました。
藤木
今日のおまけ
キムチづくし2品つくりました。
どうしても食べたくなって豚キムチとキムチ納豆&卵1個。
キムチには乳酸菌があり免疫力アップ。
納豆はオリゴ糖が含まれていて、乳酸菌の餌になるらしいです。
腸は、「第2の脳」だと言われています。 免疫細胞の7割は腸に存在すると言われているので、腸内環境が整えば免疫力アップにもつながります。
また、キムチには、美容のビタミンともいわれる「ビタミンB2」を含むビタミンB群、また、ビタミンC、ビタミンAなどのビタミン類が含まれており、美肌効果が期待できる、とのことです。