チョコレートの中にある飽和脂肪酸
(目安:1分)
藤木です。
飽和脂肪酸について書いていますが、時期的なものもあるので、飽和脂肪酸を含むチョコレートについて書いてみます。
チョコレートには脂肪分が多いことは知られてますが、このような内訳になっています。
100g中に脂質は34.1g
内訳:飽和脂肪酸 19.88 g
一価不飽和 10.38 g
多価不飽和 1.08 g
チョコレートは、カカオの種子を発酵・焙煎したカカオマスを主原料とし、これに砂糖、ココアバター、粉乳などを混ぜて練り固めた食品。
主原料のカカオマスには約55%のカカオ脂肪分(ココアバター)が含まれています。
●カカオバター(ステアリン酸など)※ココアバターも同じもの
カカオ豆の脂肪分で、飽和脂肪酸を多く含みます。一般的に飽和脂肪酸は摂り過ぎると、コレステロール値を上昇させ、動脈硬化のリスクを高めることが知られています。その一方で、カカオバターに含まれる飽和脂肪酸には、血圧の上昇抑制効果やコレステロール値を低下させる働きがあることが分かっています。
「チョコレートと健康」|食養相談室 健康コラム|日本クリニック株式会社
ここで飽和脂肪酸が出てきました。
(以下資料から抜粋)
ステアリン酸は LDLを減らし,HDLを増やす
食肉に多い飽和脂肪酸のステアリン酸は、肝臓にあるLDLレセプターの活性低下を回復し、結果的にコレステロール値を減少させることがわかってきました。また、国立栄養・健康研究所特別客員研究員の板倉弘重先生らは、ステアリン酸にはHDLを増やす効果があると報告しています。
(参照先)
ということで、体に良いんじゃん!
と言って(理由つけて)、たくさん食べたくなる方もいるかもしれませんが、
チョコレートの中の一成分が体に良くても、
ミルクチョコレートだと炭水化物(糖質)が100g中55.8gで半分以上ですから、
そっちにも問題があります。
なので糖質の少ないビターチョコレートの方がよりオススメです。
カカオ50%とか70%とか100%なんてものもあるみたいですし。
食べすぎはもちろん良くありませんので、
注意して適量を心がけましょう。
体に良い甘いものの食べ方もありますが、また機会ありましたら。
今日もありがとうございました。
藤木
今日のおまけ
KALDIでこんなもの買ってみました。
たまに食べるおやつに良さそう。
あとお洒落な軽食パーティ的な。
軽い塩味でこれだけでもいいけど、味気ないので何か乗せて食べてみたい。
本文の参考資料